カブ隊 ( CS ) カブスカウト

対象年齢:小学校3年生から小学校5年生

カブ隊について 対象年齢:小学校3年生から小学校5年生家庭や近隣と社会での生活指導及び組や隊の活動に参加することによって、よい社会人としての基本を修得します。ボーイスカウトの仲間入りの準備となる活動をします。

カブ(cub)は狼や熊の子供を意味します。隊の中には複数の組(デン=巣)があり、組にはカブスカウトの組長はいますが、成人の指導者(デンリーダー)やボーイスカウトの先輩(デンコーチ)の指導の下で活動します。

チャレンジ章という個々の趣味や目標に応じた選択課目があり、年齢に応じてりす→うさぎ→しか→くま→月の輪と進級します。

このようにカブスカウトではボーイスカウトの基本である班制度と進歩制度の基礎を学び、野外で仲間たちと元気に遊んだり、年少のスカウトの面倒を見ることを知ります。キャンプは舎営(建物での寝泊まり)です。

活動のねらいは①約束を守る→特定の集団の中でのルールを守る、②自分のことは自分でする→自立性、③自主性を育てる、④互いに助け合う→身近なレベルでの奉仕精神を養う、⑤すすんでよいことをする→善行の奨励です。カブスカウトにはやくそくとさだめがあります。スカウトは、毎日のいろいろな場面で、やくそくとさだめを振り返り、守るように心がけます。 やくそくとさだめは他人やボーイスカウトの組織に対して誓うのではなく自分自身に約束するものです。やくそくとさだめはすべて「私は~します」「スカウトは~です」と自発的な言葉として書かれています。これは大人に押しつけられて、大人から見たいい子になるのではなく、自分はやくそくとさだめで言ったような人間になれるように努力するという意味が含まれています。やくそくとさだめに書かれている内容は、別に言われなくても普段からしていることです。でも、それを、誰かに言われるからやるのではなく、自分の言葉で言う事が大切なのです。そして、やくそくとさだめで言った内容を日々の生活で努力することで自分で見て、自分で考え、自分で行える人間に成長していくことができるのです。

カブ隊の活動では内容により指導者のもとでスカウトが行うもの、指導者のもとで保護者とスカウトが行うもの、保護者のお手伝いのもと指導者とスカウトが行うものがあります。よって活動内容により保護者の参加、お手伝いがあります。

 全保護者の方に出ていただく活動(子どもたちも参加します)は総会を含め年2回程あります。カブ隊としては子どもたちの活動をご理解いただくために8月の1泊キャンプ、年3回のスカウト体験行事への参加をお願いしています

カブ隊活動紹介

2024.4.21「お互いを知ろう」(1日隊集会)

 スカウトが集まる隊集会のスタートは、連盟歌から。スカウトの指揮に合わせてみんなで歌います。指揮はスカウトが交代で担当。初めは緊張しますが、みんなできるようになります。

 今回の集会は、年度の初めなので、「やくそくとさだめ」の確認、国旗の掲揚・降納と、ロープ結び、夏キャンプでのトーチワークのための練習を行いました。

 「やくそく」とは、わたしは、①「まじめにしっかりやります」、②「カブ隊のさだめを守ります」からなり、「さだめ」とはカブスカウトは、①「すなおであります」②「自分のことは自分でします」③互いに助け合います」、④「おさないものをいたわります」、⑤「すすんでよいことをします」になります。スカウト達は、これらのスローガンを自分の身の回りの出来事にあてはめて、活動の場面だけでなく、普段の生活の中でどう実践するのかをみんなで考えました。大切なのは覚えることではなく、実践することです。もっとも、いきなりその全てが実践できるわけではなく、3年間のカブスカウト活動の中や、普段の生活の中で、自分や仲間たちと助け合い、振り返ることを通じて実践できるようになることを目指して行きます。

 このような活動以外にも、仲間やリーダーとのレクや休憩(おやつあり)もある35団のカブ隊。一緒に遊び楽しみながら成長し合える仲間を募集中です。少しでも興味があるなら、入隊前にスカウト体験に来ませんか?ご連絡お待ちしています!

 

 

 

 

2024・4・6「平戸橋桜まつりで募金活動」

 2024年度の隊集会は、毎年恒例の桜まつり会場での募金活動。満開の桜の下、今年は、能登半島地震への義援金の募金活動を行いました。

 初めは恥ずかしそうに募金を呼び掛けていたスカウト達でしたが、たくさん来場者の方たちが呼びかけに応え、募金して下さる姿もあって、休憩を挟んで交代しつつ、1日募金活動を続けることができました。

 集まった募金は、日本赤十字社を通じて、被災地に募金額の全額が送られました。募金活動へのご理解とご協力ありがとうございました。

2024・1・28「1日隊集会~カブブック完修に向けて&コマ・けん玉~」

 1月の隊集会は、半日2回でなく、1日隊集会1回でした。

 カブ隊には、うさぎ(3年生)、しか(4年生)、くま(5年生)のスカウトがいて、それぞれのブックの完修を通じて、スカウトとして必要な心構えや振る舞い、技術を学びます。ブックの中身は、あいさつやマナー、お手伝いや自然観察、刃物の扱い、ロープワークなどから構成されていて、一つずつ段階を踏みながら、ボーイスカウト(6年生~)での活動につなげてゆくものになっています。お家でスカウトと取り組んでもらう項目もあれば、隊集会でリーダーと共に経験したり、練習してゆくものもあります。

 スカウトとして必須でありながら、身に付けるためには、根気よく繰り返し練習するしかないのがロープ結び(笑)。出来たつもりでもどこかが違ったり、リーダーのお手本をみて分かったつもりでも自分がやると出来ない・・・。真剣に取り組むからこそ、出来ない自分に腹が立ち、投げ出したくなることも。だからこそ、出来たときの喜びも大きい!カブ隊の活動は楽しいがモットー。でも楽しいばかりではなく、大変さを乗り越えた先の達成感も大切にしています。

 午前中は、まず最初に、能登半島地震をテーマに、地震から避難に必要な知識や注意点の確認を行いました。そのあとでけん玉検定とロープ。お昼は、カレーで腹ごしらえ。一休みしたあとは、コマ検定とロープ。

 今日の集会でカブ隊全員がカブブック完修!スカウトたちも頑張りましたが、お家でのお父さん・お母さんのご協力があってこそ。隊の活動へのご理解とご協力ありがとうございました!! 

プログラム①地震が来たらどうする?~能登半島地震~

プログラム②ロープ

プログラム③けん玉、こま

2023・12・9&10「1泊隊集会」(作って食べて、ロープ結びをマスター、こま&けん玉検定な2日間)

 12月の隊集会は、「くまスカウト(5年生)」と「しかスカウト(4年生)」が、9㈯~10(日)の1泊2日。「うさぎスカウト(3年生)」は10(日)から合流しました。

 

≪9日㈯≫

 開会セレモニー後に、夕食作り必要な食材の検討。メニューはシチューでしたが、給食で美味しかったサツマイモ入りにしたいとの意見が出て、「サツマイモシチュー」に変更。買い物リストができたところで、スカウトハウス近くのスーパーに移動。

 夕食作りのための買い出しは、①お店までの移動を通じての交通ルールの確認とルールの遵守、②店内で騒がない、走らないなど、買い物マナーを知り、実践する機会にもなっています。

 買い物は2組でしましたが、必要な分量をそれぞれの組で買うと余ったり、割高であることに気が付いたスカウト達は、大袋の購入を選択し、具材ごとに組で分担する形に。柔軟な対応に感心する一方で、各組の人数が少ないからこその工夫・・・。35団には、明るく元気で、楽しく、助け合えるスカウト達がいます。一緒に活動してくれる3~5年生を募集中です)。気軽にお問い合わせください。

 買い物終了後は、ハウスに帰還。一息ついたら、調理に必要な道具をみんなでリストアップ。その内容に沿って、道具を準備して調理開始。リーダーたちは、使う刃物や火を安全に使えるよう見守りつつ、必要があれば、より安全、より効率のいい方法を指導・提案しました。

 手際よく、楽しみながら作ったシチューとチキンソテーで夕食。夕食後は、カブブック終了に向け、リーダーとロープ結びの特訓。盛りだくさんな1日でも、仲間と楽しく過ごすせば、あっという間。消灯後、就寝し翌日に備えます

 

 

 

≪10日(日)≫

 一夜明け、くま、しかスカウトにうさぎスカウトが合流。チャレンジ章(特技博士)として認められるコマ検定、けん玉検定と、くま・しか・さぎ必修のカブブックの「ロープ結び」に取り組む1日になりました。

 この日のプログラムは、どれも出来ればうれしく楽しいけれど、出来るまでは投げ出したくなる自分と向き合うもの・・・。リーダーの指導だけでなく、仲間と助け合い励まし合いつつ、1つずつ取り組みました。

 一日を通じて、仲間の失敗を我がことのように残念がり、成功を我がことのように喜ぶ姿に深まった絆と成長を感じる集会になりました。

 

 

 

 

2023・11・26 「ネイチャービンゴ」&「追跡サイン」IN 前田公園

 秋晴れの暖かい日曜日、スカウトハウスからほど近い自然豊かな前田公園までミニハイキング。

 到着後は、「ネイチャ―ビンゴ」。ネイチャービンゴは、公園内の木の葉、枝、石などの中から、例えば「赤いもの」「丸いもの」などを探しながらビンゴを完成させるゲームです。何をどう見立てるのかは、子ども達の感性次第。同じ石でも、色を見るのか形を見るのかは人それぞれ。

 悩みながら迷いながら宝さがしをするような時間は、あっという間に終わり、最後は、仲間の前で一人一人コレクションのお披露目。完成したビンゴの数だけでなく、子ども達の豊かな感性や独創的な発想に驚かされます。

 

 ネイチャービンゴのあとはスカウトお待ちかねの「追跡サイン」。公園内に設置したサインを見つけて、ゴール(=隊長(笑))にたどり着けば合格。事前に隊長と予習?復習?したスカウトたちですが・・・・。

 張り切って出発するものの、実際にやってみるとサインは簡単には見つからない・・・。遭難後の反省を活かしつつ、仲間の声援を受けて参加したスカウトたちは全員合格。地面にある追跡サイン。視線を上から下に向けることがコツと掴んだスカウト達でした。

 木を叩く音でキツツキも観察でき、追跡サインも全員合格。秋晴れの空の下、きれいに色づいた紅葉の中、楽しく実りある隊集会になりました!

 

2023・11・12 リンゴの皮むき→りんご飴 & 「けん玉」「こま」練習

 スカウトとして、刃物は危ないから使わないのではなく、安全に使う意識と技術を身に付け確認するためリンゴの皮むきを行いました。ナイフが使えることで、隊集会での食事やおやつ作りの幅が広がるだけでなく、カブ積み重ねの中で、ケガ無く、上手く使えるようになることで自分の成長も実感できる機会にもなっています。

 皮むき後は、みんなでりんご飴作り。きれいに飴で包まれたりんご飴完成!おいしくいただきました。ちょっと砂糖多めだったので「糖分」はとうぶんいらないそうです(笑)

 りんご飴を満喫したあとは、けん玉とコマ。どちらも、検定があり、合格した級位次第でチャレンジ章の特技博士が取得出来たり、成績優秀者には年度末の表彰も予定しています。 

 次回隊集会は、11月26日。天気が良ければ、スカウトハウス近くの前田公園での自然観察です。プログラムの中で、チャレンジ章2-3「ハイカー」の追跡サインを学びます。森の中で追跡サインを見つけて、隊長のところに無事辿りつくことを目指します。

2023.10.22ミニハイキング(前田公園)五平餅、コマ・けん玉

 チャレンジ章「2-3ハイカー」クリアのため午前中は前田公園をハイキング。

 昼食は五平餅(ノーマル味とツナ味)を作って食べました。

 午後からは、検定も行っているけん玉、コマの練習に取り組みました。

 今後の取り組みとして

1、コマ検定とけん玉検定をカブ隊として開始します。取得した級位によってチャレンジ

   章の特技博士修得対象にいたします。

 お家にある方は練習をお願いします。

 取得した級位によっては年間表彰も考えています。

 

<コマ検定> 

名人 連続技
8段 綱渡り往復
7段 腰かけひものせ
6段 ひものせ
5段 ゆびのせ
4段 つな渡り
3段 つばめ返し
2段 手のせ
初段 かんのせ
1級 ひもかけ手のせ
2級 どじょうすくい
3級 1分回し
4級 はこ入れ
5級

3回連続で回す

 

<けん玉検定>

①10級から1級のもしかめいがいは10回やってできる回数です。

②けんていは1日3回までうけられる。

③おうちでは保護者、隊では自分より上の級の人に検定してもらえる。                               

④技は左から順に行う。

⑤検定中にけん玉を変えることはできない。

⑧しゅとくした級の期間は4月1日から翌3月31日の1年間だけです。                   4月1日からもういちどけんていをうけなおすことになります。

10級から8級は10級から。7級から4級は7級から。3級以上は前の年に取得して                      

いた級・段からけんていをうけます。級・段からけんていをうけます。

 

2、トーチワークプログラムについてはうさぎスカウトを含み全員で行うことにします。

 ただし、火を点けての演技は しかスカウトとくまスカウトのみ (演技内容はしかとく     まで分けます)とします。 

  

2023.9.24ねじパン作り→ブック対策(ロープ結び特訓)

ナイフを安全に使うための意識と技術を身に付ける一環として、ナイフでの鉛筆削り練習をしました。そのあと火熾しした火でねじパンを焼いて食べました。生地の巻き付け方、焼き方に個性が出ます。ねじパンで腹ごしらえしたあとは、カブスカウトには欠かせないロープ結びの特訓。リーダーが手取り足取り?教え方も変えながら練習。ロープのように頭の中もこんがらがりながら、根気強く結びをマスターしました。